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研究開発

2024.01.29
営農情報

アザミウマ類の発生が多い傾向

栃木県および茨城県のイチゴにおいてアザミウマ類の発生が多い傾向になると報告されています。
現在、問題になるアザミウマ類は「ヒラズハナアザミウマ」と考えられます。

例年は春先に発生し始めるものですが、今年は寒い今時期から発生が多いことから、春先は非常に多く発生する可能性があります。
アザミウマ類もハダニ類同様に化学農薬が効きにくい害虫です。そこで弊社から天敵製剤を提案します。

アザミウマ類への天敵製剤として「ククメリスカブリダニ(メリトップ)」があります。主にアザミウマ類の幼虫を捕食するのですが、餌となるアザミウマ類がいないときは花粉を食べて生活し、花の中でターゲットが来るのを待ち伏せしています。
アザミウマ類の防除は初期発生を叩くのが一番です。現在、発生していなくても、保険とて導入することをお勧めします。

-リンク-
・株式会社アグリセクト_メリトップ
・栃木県農業環境指導センター_いちご病害虫情報第8号 1月

・茨城県農業総合センター病害虫防除部(病害虫防除所)_病害虫発生予報2月号

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